家は住む人の人生を長く支える重要な存在。住む家の構造や材質によっては、住人の体質を大きく左右することもあるのです。
健康に生活するための健康住宅を建てるためには、どんな対策が必要なのでしょうか?
喘息やアレルギーは、住宅に使われている化学物質が原因で起きることがあります。
接着剤や防腐剤など…注文住宅で家を建てる際には、こうした化学物質を使わない工法を取り入れるのが安心です。また、カビや結露でも喘息やアレルギーは起きてしまいますので注意したいですね。
シロアリやダニは、住宅の床下などに多く発生・繁殖します。シロアリやダニが好むのは、湿気が多くて温度が高い場所です。
つまり床下に湿気が溜まりやすく、通気性が悪くて換気のしづらい家を建ててしまうと、シロアリやダニの発生・繁殖を許してしまうというわけです。
駆除剤などの薬品を使ってシロアリ・ダニの対策をするのも一つの手ですが、それより工法や素材を工夫し、シロアリ・ダニの発生しづらい住宅を建てる方が対策法としては効果的です。
カビは湿気によって発生・繁殖してしまいます。カビ菌は人の身体に大きく影響を及ぼす危険な存在。室内の急激な温度差による結露や、それによって発生する湿気が原因で繁殖しがちです。
カビ対策としては、通気性が良くて換気のしやすい住宅を建てるのが効果的です。
急激な温度差によって血圧が急上昇し、心臓に負荷がかかるヒートショック現象。最悪の場合は死に至ることもあります。浴室や廊下など…家全体での空調設備や温度調節ができる住宅なら、ヒートショックも予防できます。
頭痛や吐き気、めまい、鼻水…風邪に間違えられやすい症状ですが、これはシックハウス症候群と言って、住宅に使われる化学物質が人体にダメージを加えている現象です。住むだけで体調を崩すので、シックハウス対策のされた注文住宅を建てましょう。
木造建築を推進する大分県が主催する「豊の国木造建築賞」を、2014年度最優秀賞を含む3年連続受賞(2013~2015年)。取り扱う地域材の種類も豊富で、環境と調和したデザインの家づくりを実現しています。
大分県産の木材のほか、調湿性能に優れた稚内珪藻土を利用した家づくりが可能。木材を手でカットする「手刻み」に対応している工務店のひとつで、高い技術力を誇ります。
「和の技術」と自然素材を用いた家づくりを得意とし、熟練の職人が木を1本ずつ手作業で加工。社長みずから設計を行い、強いこだわりを持った住宅を手掛けています。